ヨーロッパ文芸フェスティバル2020 オンラインで開催します!

第4回ヨーロッパ文芸フェスティバルが開催されます(11/20日~27日)。今年は20・27日を除きオンライン開催となります。イベントは一定期間アーカイブ視聴が可能ですが、観覧申込は事前に済ませて頂く必要があります。なお、20日・27日の会場観覧申込は Peatix からとなりますので、ご注意ください。
また、「ヨーロッパの窓」と題されたページでは、15人のヨーロッパ人作家の作品(短編あるいは長編の抜粋)を12月31日まで公開します。ほとんどが日本で初めて紹介されるものです。それぞれの「窓」を開いて各国から届いた文章をご堪能ください。
ベルギーからは作家、サスキア・デ・コステルが11月21日(土)19:30~21:00に
開催されるオンラインパネルディスカッション「Stranger than Fiction (Part 1」に参加します。
事前ご登録は必要ですが、聴講無料なのでぜひご参加ください!
このセッションではベルギー、イタリア、ラトビア、フィンランドを代表する作家に芥川賞作家・上田岳弘が話を聞きます。
<出演作家>

サスキア・デ・コステル Saskia de Coster

イジャーバ・シェーゴ Igiaba Scego

ヤーニス・ヨニェブス Jānis Joņevs

マリアンネ・バックレン Marianne Backlén

上田岳弘 Takahiro Ueda (司会)

また、サスキア・デ・コステルは11月23日(月・祝)19:30~21:00のオンライントークで作品や文学について自由に語ります。ぜひこちらも事前登録の上、お楽しみください!皆様のご参加、お待ちしております!

(ベルギー人作家紹介)

サスキア・デ・コステル (Saskia de Coster)

サスキア・デ・コステル(1976年生まれ)は芸術家、劇作家、テレビ討論のレギュラーでだが、何より彼女はユニークな文学作品の作家である。作家の家族の記録作品である。「We and Me」はベストセラーとなり、オランダ語文学のあらゆる賞にノミネートされました。より私的で半自伝的な作品である「Night Parents」は愛の頌歌であり、血縁関係のない親子関係についての物語となる。サスキア・デ・コステルの描く作品の特徴は印象的で深遠な物語。その小説のほとんどは翻訳されているか、現在翻訳されている。

Saskia de Coster (b. 1976) is an artist, playwright, and regular participant in television debates, but above all, she is the author of a unique literary oeuvre. Her family chronicle We and Me became a bestseller and was nominated for just about every Dutch-language book award there is. The more personal and semi-autobiographical Night Parents is an ode to love and non-biological parenthood. Characteristic of De Coster’s oeuvre is the striking images and profound stories. Most of her novels have been or are being translated.