「エミール・クラウスとベルギーの印象派」展

世界遺産の姫路城の御膝元、赤レンガ造りの佇まいが目を引く姫路市立美術館は、開館以来ベルギー近代美術の作品を数多く収集してきました。この度、本美術館が開館30周年を迎えるにあたり、「エミール・クラウスとベルギーの印象派」展を開催します。
隣国フランスから点描で描くシニャックらの新印象主義の影響を受けたベルギーの印象派は独自の発展を遂げました。本展では、その立役者である画家エミール・クラウスの作品を中心に、彼のもとに集まったベルギーの印象派の画家たち、その源となったフランスの印象派、そしてクラウスに学んだ日本人画家と日本の印象派の作品など合わせて約70点を展示します。
会期中は関連イベントとして、ゲント美術館の学芸員ヨハン・ド・スメット氏による講演会も行われます。

エミール・クラウス「野の少女たち」

会期:2013年4月20日(土) ~ 5月26日(日)
会場:姫路市立美術館

講演会「ヨーロッパのポスト印象主義者、エミール・クラウスの芸術」
日時:4月20日(土) 14時
講師:ヨハン・ド・スメット (ゲント美術館 ヨーロッパ絵画専門学芸員)
会場:2階 講堂
先着100名 入場無料