マウリッツハイス美術館展~オランダ・フランドル絵画の至宝

オランダの第3の都市ハーグの中心地に位置するマウリッツハイス美術館は、所蔵作品は約800点と小規模ながらも選りすぐりの名品を所蔵しており、「王立絵画館」の呼称で 親しまれています。なかでも、世界にわずか三十数点しか現存しないフェルメール作品を3点所有するなど17世紀オランダ・フランドル絵画の質の高さは他に類を見ません。
同館では2012年から大規模な増改築工事が始まるのに伴い、美術館の顔として最も人気の高いフェルメールの傑作「真珠の首飾りの少女」をはじめ、フランドル絵画の巨匠ルーベンスやブリューゲル(父)などの名品約50点の出品が実現しました。
また、本展は2010年から改修のために休館していた東京都美術館のリニュー アルオープン後第一弾となる特別展です。企画展示室の鑑賞環境が向上し、レストランなどの設備面も充実した「新しい都美」で、珠玉の名品を心ゆくまでお楽しみください。
マウリッツハイス美術館のリニューアルオープンは、2014年ごろを予定しています。

ピーテル・パウル・ルーベンス

会期 2012年6月30日(土)~ 9月17日(月)
場所 東京都美術館