シディ・ラルビ・シェルカウイ「PLUTO プルートゥ」日本公演

2011年のロンドン公演を皮切りに、日本を含む10カ国以上で上演されたダンス作品「TeZukA テ ヅカ」の振付を手掛けたシディ・ラルビ・シェルカウイ(Sidi Larbi Cherkaoui)が、浦沢直樹氏が描いた漫画「PLUTO プルートゥ」を初舞台化。東京および大阪にて公演を行います。
シェルカウイが日本人の俳優のみによるストレートプレイを手掛けるのは、今回が初めて。「PLUTO プルートゥ」は、人間とロボットが共存する時代を舞台に、様々な葛藤を抱えながら、大量破壊兵器になり得るロボットたちを狙った事件の解決に挑む高性能刑事ロボットのゲジヒトやアトムらの姿を描いた作品。
アトムを演じるのは、「TeZukA テ ヅカ」にも出演し、1年間の文化交流使を終え、帰国したばかりの森山未來氏

《公演スケジュール》
東京公演:2015年1月9日(金) ~ 2月1日(日)
会場:Bunkamuraシアターコクーン
大阪公演:2015年2月6日(金) ~ 11日(水・祝)
会場::森ノ宮ピロティホール

シディ・ラルビ・シェルカウイ(Sidi Larbi Cherkaoui)
1976年、ベルギー・アントワープにてモロッコ人の父親とベルギー人の母親の間に生まれる。2000年にダンスカンパーLes Ballets C. de la B.の一員として「Rien de Rien」の振付けを担当。この作品が欧州各地で上演され、ベルグラード・フェスティバルで特別賞を獲得。2002年にはモンテカルロにてニジンスキー賞を受賞している。国内外のバレエ団のために振付けを行うほか、著名なアーティストとコラボ作品を発表するなど、幅広く活躍する。