2002年にスタートしたダンストリエンナーレトーキョーは、世界の振付家・ダンサーが一堂に会する国内最大のコンテンポラリーダンスの祭典です。今回で5回目を数え、ベ ルギー、ブラジル、フランス、ドイツ、インドネシア、イスラエル、韓国、スイス、オランダ、日本の10カ国から15以上のカンパニーが参加します。
「ダンストリエンナーレトーキョー2012」は、世界の舞台芸術の場で活躍する同時代の表現者達との交流を通じて、コンテンポラリーダンスの裾野を広げること、新たなオリジナリティが生まれる文化的土壌を豊かにしていくことを目指して開催しています。
ベルギーからはアラン・プラテル率いるles ballets C de la Bが来日し、ピナ・バウシュを深く敬愛するプラテルが亡きピナに捧げた作品「OUT OF CONTEXT-FOR PINA」を上演します。本作は、過去3度の来日公演における作品とは異なり生演奏も大掛かりな舞台装置もなく、9名のダンサーたちの個性的で激しい身体性が前面に出ており、アーティスティックな先鋭性に富んだプラテルの到達点を開示する作品といえます。
© Chris Van der Burght |
公演日 2012年10月3日(水)~10月5日(金)
会場 青山円形劇場