「窓の表面 ースロー アンド テンスアトモスフェアー」(Surface of window / Slow & Tense atmosphere) は、国内外のアーティストが参加する写真をテーマにした展覧会で、2009年から隔年に開催されています。第3回目となる今年のテーマは「顕在と境界」。「顕在」とは、はっきりと形にあらわれて存在することを指し、「境界」とは、事物や領域などを分ける境目のことを差しています。このふたつのキーワードから連想しうる現代社会に潜む二面性に注目し、それに関連した作品を京都の雅景錐、心斎橋のヨシアキ イノウエ ギャラリー および当センターの三カ所にて展示します。
ベルギーからは今年5月に行った写真展「IMAGINE 2」で紹介した若手写真家マルシュカ・ラヴィンネの「Ísland」シリーズを出品、雅景錐と当センターにて展示します。
© Maroesjka Lavigne |
会場:雅景錐 (GAKEI GIMLET SAAS)
会期:2013年11月15日(金) ~ 12月1日(日)
2013年12月13日(金) ~ 2014年1月19日(日)
営業日:金曜日・土曜日 12:00 ~ 19:00 第一金曜日は21時まで
(上記営業日以外はアポイント制)
年末年始の休:2013年12月22日 ~ 2014年1月5日
会場:フランダースセンター (Flanders Center)
会期:2013年12月3日(火) ~ 12月13日(金)
月~ 金 10:00 ~ 17:00 土 12:00 〜 18:00
共催:公益財団法人大阪国際交流センター
会場:ヨシアキ イノウエ ギャラリー (YOSHIAKI INOUE GALLERY)
会期:2013年12月6日(金) ~ 2014年1月18日(土)
月 ~ 土 11:00 ~ 19:00 (日祝休) 年末年始の休 : 2013年12月28日 ~ 2014年1月8日
マルシュカ・ラヴィンネ (Maroesjka Lavigne)
1989年ベルギー生まれ。ゲント大学にて写真を専攻し、2012年夏にマスタークラスを卒業する。オランダおよびベルギーにて数々の写真展を開催。2012年に完成したプロジェクト「Ísland」のために、ラヴィンネは4カ月アイスランドに滞在している。自らハンドルを握ってアイスランドを旅し、色彩、光そして被写体が彼女のイメージ通りに解け合う瞬間を追い求めて、冬は雪に覆われ閉ざされた風景を、春は花が咲き乱れる景色を撮影した。
そして「Ísland」のタイトルで写真集を出版。現在、ゲントを拠点に活動している。