1999年、自主運営の吹奏楽団として結成されたフィルハーモニック・ウインズ大阪が、創立15周年を迎えます。
本楽団は、結成以来、吹奏楽の新たな可能性を追求し続け、様々なレパートリーを意欲的に取り入れた演奏会を多数企画・実施するほか、依頼演奏や地方公演、小中高校の音楽鑑賞教室など、多岐にわたる活動を行ってきました。
2005年より元大阪市音楽団団長の木村吉宏氏が音楽監督に、2011年からオリタ・ノボッタ氏がミュージック・アドバイザーに、そして2013年4月にはベルギー人指揮者ヤン・ヴァンデルロースト (Jan Van der Roost) が首席客演指揮者に就任。
今回で17回目となる定期演奏会は、同楽団の創立15周年記念とヴァンデルローストの就任記念を兼ねて開催されます。
日時:2014年9月23日(火) 15:00 開場 16:00 開演
会場:いずみホール
公演に関するお問い合わせは、フィルハーモニック・ウインズ大阪まで。
ヤン・ヴァンデルロースト ( Jan Van der Roost)
1956年ベルギー・デュッフェル生まれ。ルーヴェンのレメンス音楽院でトロンボーン、音楽史および音楽教育を学んだ後、ゲントとアントワープの王立音楽院で研究を続け、作曲と指揮の学位を取得する。
現在、レメンス音楽院で教鞭を執るほか、名古屋芸術大学と洗足学園音楽大学の客員教授および尚美ミュージックカレッジ専門学校の特別客員教授も務めている。
2001年、室内楽団のための4つの作品を収録したCDがEMIクラシックスよりリリース。同時期にスロヴァキア放送局交響楽団(ブラティスラヴァ)と3作品をレコーディングし、2003年にドイツのレーベルからリリースされた。2004年には、フェドラ・レコードがヴァンデルロースト作品のみを収録したクラシックCDを制作。