ベルギーが誇る王立オーケストラ、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団 (Royal Flemish Philharmonic)が念願の日本再上陸を果たします。
ベルギー最大の楽団、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団は1937年にアントワープで創設され、1985年に世界でも数少ない「王立フィルハーモニー」の称号を得ました。歴代音楽監督にはアントワープ出身でパリ音楽院管弦楽団の指揮者としても名高いアンドレ・クリュイタンスや、ベルギー出身の名指揮者アンドレ・ヴァンデルノート、中国出身の異才ハイ・タンなど、多彩な顔ぶれが名を連ねています。また、客員指揮者には佐渡裕を指揮台に迎え、ヨーロパ文化の豊潤な味わいを感じさせる音楽性を育ててきました。フランダースの文化大使としてヨーロッパ各地の主要コンサートホールを訪れたり、日本を含む海外ツアーも活発に行っています。
今回は大阪のザ・シンフォニーホールと、東京のすみだトリフォニーホールで公演します。オランダ出身の名匠エド・デ・ワールトのタクトによる演奏曲目は、ソリストに若き美人チェリスト、マリー=エリザベート・ヘッカーを迎え、力強さと悲壮感を合わせ持つエルガー「チェロ協奏曲」と、ロマン派の伝統をしっかりと継承しながら、民謡テイストもあざやかに盛り込まれたマーラー「交響曲 第1番 巨人」を披露。ベルギー最高峰のオーケストラと名匠、そして新進気鋭のチェリストが奏でる名曲をお楽しみください。
2012年6月16日(土)
場所 ザ・シンフォニーホール
2012年6月20日(水)
場所 すみだトリフォニーホール