オルガンに現代の息吹を送る「カルカント」のコンサート
「カルカント」は古いオランダ語で、パイプオルガンの「ふいご(人力送風機)」を意味します。16 世紀に隆盛を極めたベルギー北部フランダース地方の中心都市アントワープには、歴史的文化遺産ともいうべき教会が数多く存在します。それらのオルガンに現代の息吹を送ろうとする「カルカント」の活動は、発足から15年を経てヨーロッパでは広く認められるようになりました。
日本ではオルガン音楽は重厚壮大なものと考えられがちですが、このコンサートを通じてフランダースの古典をはじめとした音楽を身近に感じていただければと思います。
2010年11月1日
場所 日本聖公会 聖パウロ教会
場所 日本聖公会 聖パウロ教会