シギスヴァルト・クイケンとグスタフ・レオンハルトによって結成されたラ・プティット・バンドの実力を知らない人はいないだろう。ピリオド楽器(古楽器)演奏グループの先駆者「ラ・プティット・バンド」がシギスヴァルト・クイケンの指揮のもと、1パートひとりの最小精鋭によるアンサンブルで、ルネサンス・バロックの粋を聞かせる。
オリジナル楽器、当時の解釈、演奏法、それらを取り入れながら着実に進化を遂げていくアンサンブルが、今回は肩掛けチェロ「ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ(D.バディアロフ氏制作)を取り入れて、ヴィヴァルディの「四季」ほかを演奏。
いにしえの響きがいま、完全な形で蘇る。
ラ・プティット・バンド
指揮/ヴァイオリン/ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ:シギスヴァルト・クイケン
ヴァイオリン:サラ・クイケン
ヴァイオリン:マコト・アカツ(赤津真言)
ヴァイオリン:アンネリース・デコック
ヴィオラ:マルレーン・ティールス
リコーダー/ピッコロ:ペーター・ファン・ヘイヒェン
チェンバロ:ベンジャミン・アラード
プログラム
オール・ヴィヴァルディ・プログラム
「四季」
「ラ・フォリア」
リコーダー協奏曲ハ短調RV. 441
チェロ協奏曲ニ長調RV. 403
ピッコロ協奏曲ハ長調RV. 444
2008年5月31日
場所 神奈川県立音楽堂 木のホール
場所 神奈川県立音楽堂 木のホール